ハウスクリーニングの基本〜在宅清掃〜＜第1部＞

在宅のハウスクリーニング＜第１部＞で公開する内容は・・・

【１】ハウスクリーニングの種類
　ハウスクリーニングを中心に仕事をしている方から、次のようなことをよく言われます。　　　●在宅のハウスクリーニングは、リピート率が低い！
　　　●思っていたよりも評価が低い！
　　　●意外と儲からない！
　　　●作業時間が長い！
　　　●下請けに出すとクレームが多くなる！

　まだまだありますが、打表的なことを挙げると以上のようになります。このようなことは、誰でも経験あると思いますが、その理由を真剣に考えている人は少ないと思います。

　その原因の１つは、ハウスクリーニングの分野別のやり方を無視していることが挙げられます。つまり、どんなハウスクリーニングでもワンパターンで作業しているということです。そこでここでは、ハウスクリーニングの分野と種類について解説します。

（１）空室のハウスクリーニング
　　●賃貸住宅の空室清掃
　　●中古分譲住宅の空室清掃
　　●新築住宅の引渡し清掃
　　●リフォーム工事後の清掃

（２）在宅のハウスクリーニング
　　●日常清掃（家事的清掃）
　　●特別清掃（スポットの清掃）
　　●定期清掃（日常清掃・特別清掃）
　　●集合住宅の共用部分の清掃

【２】在宅と空室清掃の違いとは？
　ハウスクリーニングで儲からない・仕事量が増えないなどの問題が発生している場合、自分の技術に焦点をあてがちですが、それ以外に、現在やっている仕事の分野と種類についてもう一度冷静に見直すことが極めて重要です。技術的なことが問題ではなく、ちょっとした対応を間違えていたことが原因・・・ということがあるからです。

　そこで、技術以外のことでのクレームを減らし、仕事を増やすための知識の一部として、「空室のハウスクリーニング」と「在宅のハウスクリーニング」の違いについて長所と短所を挙げながら解説します。

（１）空室清掃の長所
　　●仕事の量
　　●仕事のレベル・質・仕上げの程度
　　●スタッフの教育
　　●利益
　　●営業活動
　　●清掃資材
　　●服装など（時間などの制限）
　　●作業日・作業時間の制限

（２）空室清掃の短所　
　　●受注価格
　　●よくあるトラブル
　　●季節による仕事量
　　●スケジュール
　　●仕事量について問題点

（３）在宅のハウスクリーニングの長所
　　●お客さんの要望への対応
　　●受注価格
　　●儲けるコツ
　　●資金繰り
　　●定期的な仕事に結びつけるには？
　　●高い評価を受けるには？

（４）在宅のハウスクリーニングの短所
　　●見積り・商談のコツ
　　●お客さんの間違った知識とは？
　　●広告宣伝について
　　●作業のポイント
　　●スタッフ教育
　　●お客さんとの会話